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育児悩み

子どもが拾ってきたどんぐり、どうする?虫対策は?

こどもは、どんぐり拾い大好きですよね。

宝物をみつけたかのように夢中で拾う姿がかわいいですよね。

皆さんは、拾ってきたどんぐり、どうしていますか?

しばらくとっておいて、子どもが忘れたころに処分する…という方も多いと思います。

私も子どもが誤飲しそうなほど小さい頃は、そうしていましたが、

長女が4歳になったことで、せっかく拾ったどんぐりを活かす方法はないかなと考えるようになりました。

ただ、拾ったどんぐりをそのまま放置しておくと、虫がでてくると聞いて、何としても虫だけは嫌なので対策を調べてみました。

少しでも役に立てたら幸いです。

 

どんぐりに虫?!

どんぐりの中にいる虫の正体はゾウムシの仲間で、樹木によってクヌギシギゾウムシやコナラシギゾウムシなどの名前がついています。

他にもハイイロチョッキリや蛾の幼虫が稀に産卵しています。

卵とその幼虫を外敵から守るために、このような産卵方法を取っているようです。

知らずに、拾ってきたどんぐりをそのまま放置していたら…想像しただけで、ぞっとします。

対策を取らなくては!!

虫がいないどんぐりの見分け方は?

ドングリ虫はまだ青く未熟などんぐりに卵を産みつけます。

卵を産みつ付けられたどんぐりをよく見ると、どんぐりの帽子“殻斗”に直径1mmに満たない産卵の跡があるのがわかります。

拾ったどんぐりの腹に穴が開いていることがありますが、これはどんぐりの中で成虫になったドングリ虫が出てきた穴です。

どんぐりが枝と一緒に落ちていたら、ハイイロチョッキリの卵が中に入っています。

このようなことに気を付けながら拾うと、虫食いどんぐりをなるべく避けられそうです。

 

木の種類によって虫がいる可能性は違う?

どんぐりと一言でいっても、ブナ科の木の実の総称なので、国内だけでも22種ほどの樹木の種類があるようです。

樹木の種類によって虫の付きやすさにも差があります。

クヌギ・コナラのどんぐりは約7,8割虫がいるのに対し、マテバヤシやアラカシのどんぐりは虫がいる割合が低めです。

この記事の写真で紹介しているどんぐりは、素人判断ですが、収穫時期や樹木の特徴からマテバシイのどんぐりだと思っています。

今回は1割ほど虫食いと思われる物がありました。

余談ですが、マテバシイのどんぐりはほんのり甘くて非常に食べやすいお味らしいです。

 

どんぐりの虫封じ、虫対策は?

拾ってきたどんぐりを使って子どもと遊ぼうと思っていたのに、虫が出てきたら幻滅です。

どうしたらよいのでしょうか。

 

◎鍋で煮る

私は、鍋で煮る方法で虫対策をしました。

調理用なべを使うのに抵抗があったので、ちょうど買い替え時期の古い鍋を使用してます。

古い鍋がない場合は、使い捨てのアルミ皿を活用しても良いかもしれません。

鍋にどんぐりがかぶるくらいの水を入れます。

どんぐりを入れて、水に浮いているどんぐりは虫に食われていたり、空洞化しているので取り除きます。

沸騰が始まってから5分から10分ほど煮ます。

沸騰したお湯に入れると急激な温度変化でどんぐりの殻が割れてしまったり変形してしまう原因となります。

どんぐりは、水のときに入れておきましょう。

長時間煮すぎた場合も殻が割れやすいので、10分程度にしましょう。

煮た後は、キッチンペーパーや新聞紙の上などに出し、陰干しします。

湿気が原因でカビてしまうこともあるので、完全に乾燥させましょう。

 

他にもこんな方法があるようです

◎冷凍庫に入れる

冷凍庫に1週間ほど入れておくことです。

ドングリの中の虫が凍死するので殻を破って出てくることはありません。

凍らせた後は、キッチンペーパーや新聞紙の上で陰干しします。

湿気が原因でカビてしまうこともあるので、完全に乾燥させましょう。

 

◎塩水につける

3%の塩水に1週間ほどつけて、陰干し乾燥させます。

(水1Lに対して大さじ2の塩が目安です)

この方法でも、浮いてくるどんぐりは虫に食われているので取り除きましょう。

 

◎オーブンで焼く

この方法は虫封じと乾燥が同時に出来ますが、焦がしたり破裂しないように注意が必要です。

80℃くらいの温度でオーブン予熱し、アルミホイルやクッキングシートの上にどんぐりを並べます。

庫内の水分を逃がすようにオーブンのドアを少し開けて、たまにどんぐりを転がしながら約30分ほど熱します。

約30分熱した後は、オーブンのドアを開けたまま冷まします。(1時間半ほど冷ます)

 

どんぐりで遊ぼう

拾ってきたどんぐりを使っていろんな遊び方が出来るようです。

★乾燥しきらないうちにキリで穴をあけて楊枝をさしてやじろべえ等を工作する

★どんぐりお手玉をつくる

★ホワイトペンや名前ペンを使ってトトロを作る など

発想次第で無限大に遊べそうですね。

誤飲が心配な年頃のお子さんがいる場合には、取り扱いにもご注意くださいね。

最後まで、読んでいただきありがとうございました。

 

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