出産は女性が命の危険性が高いにも関わらず命をかけ、赤ちゃんを生んでくれるとても尊いものです。
夫の立場からすれば、妻も赤ちゃんも無事に会えることを心から願います。
しかし現実問題として、出産の安全性や快適性を高めようと思えばお金がかかります。
社会制度として、出産育児一時金制度(42万支給)があるとはいえ、手出しはそれなりになります。
今後を現実問題として考えたときに、高額な出費に対して少しでも妻や赤ちゃんに何か還元できないものか・・・と考えました。
そういえばクレジットカード払いは出産育児一時金を利用してもできるのだろうかと思いました。
ポイントを少しでも貯めることができれば何かに変えることができる。
インターネットで調べてもあまり情報がなかったので、同じように出産育児一時金を利用しつつ、クレジットカード払いができるのか気になる方はいらっしゃるかもしれませんので記録として残しておきます(この記事は夫が執筆しております)。
そもそも出産育児一時金とは?
「健康保険等から、妊娠4ヵ月(85日)以上で出産した場合、一児につき42万円(産科医療補償制度の対象外となる出産の場合は39万円(平成27年1月1日以降の出産は40.4万円))出産育児一時金が支給される。」
(引用:全国健康保険協会より)
出産育児一時金制度を利用しても、クレジットカード払いはできる?
可能です。
ただし、いくつか条件があるので確認していきます。
産院がクレジットカード払いに対応しているか?
まず産院そのものが、クレジットカードが使えるかという問題があります。
ここは直接今通われている産院に聞くといいと思います。
ここでは、通われている産院がクレジットカード払いに対応していたとして次に進みます。
出産育児一時金「直接支払制度を利用している」場合
通常は出産育児一時金は「直接支払制度を利用」となっています。
直接支払制度とは?
出産育児一時金を健康保険から直接病院に支払ってもらう方法です。
従って直接支払制度を利用している場合は以下のようになります。
例)仮に出産にかかった費用(分娩・入院費等)が50万だと仮定すると
出産にかかった費用(55万)ー出産一時金(42万)=差額(13万)
この差額(13万)をクレジットカードで支払えることになります。
※この例をもとに話を進めていきます。
しかし、クレジットカードのポイントを最大化するのであれば、できれば、出産にかかった費用(55万)を丸ごとクレジット払いにしたいものです。
そこで、出産にかかった費用(55万)を丸ごとクレジット払いにするには「直接支払制度を利用しない」を選択します。
最大限クレジットカードのポイントを貯める(直接支払制度を利用しない)場合
このやり方が最大限クレジットカードのポイントを貯めることができます(出産費用を全額クレジットカード払いにする)。
step
1申請書の「直接支払制度を利用しない」にチェックする
申請書に「直接支払制度を利用しない」欄があるのでそこにチェックを入れます。
step
2出産にかかった費用(分娩・入院費等)を全額支払う
出産費用として例えば55万かかっていれば、クレジットカードで55万を病院窓口で支払います。
step
3必要書類を用意する
①出産育児一時金申請書(加入している健康保険組合で申請書の名前は違うと思います)
②医療機関等から交付される合意文書の写し(直接支払制度にかかる代理契約を医療機関等と締結していない旨)
③出産費用の領収・明細書の写し
step
4書類を提出
上記書類を勤務先の健康保険組合・協会けんぽの各支部・住んでいる市区町村の役所などの加入している健康保険の決められている申請先に提出します。
step
5お金が入金される
健康保険組合や市区町村によって異なるので一概に言えませんが、出産育児一時金の申請をしてから、2週間~2か月程度で指定口座に給付金が振り込まれることが多いようです。
入金時期を知りたい場合は、事前に加入している保険組合等に確認をとっておくといいと思います。
以上のステップを踏めば、出産費用全額をクレジットカードで支払うことが可能となります。
クレジットカード支払時の注意点
出産費用を全額用意しておく必要がある 申請書等で「直接支払制度を利用しない」にチェックを入れることを忘れないこと。(出産育児一時金は基本「直接支払制度」となっていることが多いので気をつける) クレジットカードの利用可能枠を確認しておく(可能枠が少なかったら増額等を行う手続きが必要となる)
≪参考≫出産育児一時金申請書の証明欄について
参考までにですが、出産育児一時金申請書の証明欄を少し安くおさえる方法もお伝えしておきます。
申請書のだいたい最後付近に「出産証明欄」があります。
社会保険であれば、病院か市区町村で証明をもらう必要があります。
病院でもらうと、数千円手数料をとられることが多いです(うちの産院も2千円くらいとられたと思います)。
しかし市区町村によりますが、
市区町村で証明をもらうと無料でやってくれることが多いです。
ちなみに我が家では役所にいって申請したら無料でしてくれました!
お住まいの市区町村に一度確認をとっておくといいと思います。
数千円あれば、赤ちゃんのオムツ等が買えますよ!
【JCB CARD W plus L&w】おすすめクレジットカード!
せっかくこの記事まで辿り着いていただいたので、ここは紹介させてください。
我が家はJCBブランドが使いやすく好きということもあり、JCB CARD W plus L(年会費無料)で支払いました。
JCBは1000円に付き1ポイントたまりますが、JCB CARD W plus L(年会費無料)であれば、常に2倍の2ポイントがたまります。
仮に出産費用が55万であれば通常550ポイントのところ1100ポイントたまります。1100ポイントあれば、JCBギフトカード5000円(1050ポイント)と変えることができます。
その他JCB CARD W plus L(年会費無料)は特典や優待も多く豪華賞品の抽選チャンスもあります。
また一時的に利用可能枠を増額することもできます。
JCBは結構細かいところまで気が利くので好きなんです。
我が家はギフトカードと交換して赤ちゃんの洋服でも買おうと思います。
クレジットカードは今、複数お持ちの方も多いと思いますが、個人的には出産費用の支払のため、今後のためにもJCB CARD W plus Lを1枚持っていていいと思います。
おすすめです!
まとめ
・出産育児一時金制度を利用していても全額クレジットカードで支払うことができる
・ただし、産院がクレジットカードに対応していること
・また、申請書を出す際に「直接支払制度を利用しない」にチェックすること
・全額払える用意をしておくこと
もし上記要素をすべてクリアできるのであれば、クレジットカード払いも検討してはいかがでしょうか。
以上です。
少しでも参考になれば幸いです。
ここまで読んでいただきありがとうございました。