「学校の勉強についていけない」
「去年の苦手科目でつまづいている」
「学校の勉強は簡単すぎる」
「もっと先の勉強をさせてあげたい」
「不登校で学校の勉強をしていない」
「発達障害で学校の授業についていけない」
こどもの学習に関する悩みは尽きません。
これらの悩みを解決する1つの学習法として無学年式学習というものがあります。
今回は
この記事でわかること
- 無学年式学習とは?
- 無学年式学習×タブレット学習のデメリット
- 無学年式学習×タブレット学習のメリット
- どんな人が無学年式学習×タブレット学習に向く?
- おすすめの無学年式教材は?
といったことについて紹介させていただきます。
無学年式学習の最大の特長は、
先取り学習と遡り学習
です。


【無学年式学習×タブレット学習】
▶塾に通わず自宅で学習!自分のペースで学習できる!【すらら】
無学年制(無学年方式)学習とは
今在籍している学年にとらわれず、自身の学力にあわせて自分のペースで学習範囲・学習量を決められる学習方式のこと
通信教育や塾、学校でも学年という区切りで定められた期間に定められた学習を行う学年制学習(学年式)が主流です。
おそらく今の保護者の方は、通信教育や塾、学校でも「学年」という区切りで定められた期間に定められた学習を行う「学年式」で授業を受けてきた世代だと思います。
しかし、無学年式学習では学年に関係なく、個人の学習進捗度合いによって進めることができます。
金太郎飴のように、「全員」に同じ教育を行い一定の力を育むというよりは、「個人」に焦点を当てて勉強をしていくのが無学年式学習となります。


【無学年式学習×タブレット学習】
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「無学年学習」×「タブレット学習」は相性が◎
無学年学習はタブレット学習と非常に相性が良いです。
そのため選ぶなら、タブレット学習で無学年式を採用している教材がベストです。
通信教育、タブレット学習では学年制をとっている教材もあれば、無学年制をとっている教材もあります。
あとで詳しく紹介しますね。
その前に「無学年学習とタブレット学習」に取り掛かる前に知っておくべき3つのデメリットがありますので、まずはこちらから紹介します。


【無学年式学習×タブレット学習】
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「無学年学習×タブレット学習」に取り掛かる前に知るべき3つのデメリット
[デメリット1]自分で学習スケジュールを立てる必要あり⇒
親が勉強の習慣づけをサポートすることは必須
子どもに無学年式のタブレットを渡して
「後はやっといてね!すぐに賢くなるから!」
という魔法のアイテムではありません。
残念ながらタブレット学習には強制力はありません。
ちゃんと学習計画を立てて勉強する必要があります。
自分の学力にあったペースで勉強できる反面、自由度の高さから、こども自身で学習スケジュールのコントロールが難しくなります。
幼ければ幼いほど親が学習習慣をしっかり身につけさせないと、遊んでしまい結局勉強をしないというスパイラルに陥ってしまう可能性があります。
そのため親がはじめのうちは勉強の習慣づけをサポートする必要があります。


[デメリット2]好きな科目だけ勉強してしまうおそれがある&気がつけば遊んでいるだけになってしまうおそれがある
良くも悪くも無学年式学習では、先取り学習ができてしまうため、好きな科目のみどんどん進めていくことがあります。
それはとてもいいことですが、苦手科目は置いてけぼりになる可能性が高いので親が進捗度合いの把握や理解度の把握をして、苦手科目も学ぶようにサポートする必要があります。
また、子どもがタブレットに向き合っていると、ちゃんと勉強しているなと思いながらも、実は遊んでいる可能性もあります。
勉強の合間であれば問題ありませんが、ずっと遊んでいたら元も子もありません。
やはり親のサポートがある程度は必要になります。

[デメリット3]教科書に沿って勉強しづらい
また学校の教科書の進捗度合にあわせて勉強するのも難しくなります。
もちろん自分で現在学校で学んでいる単元を理解していれば、自分で対応することもできますがなかなか難しいですね。
教科書の進捗度合にあわせるのであれば、教科書準拠の教材である「進研ゼミ」や「スマイルゼミ」「ポピー」と比べるとやや不便に感じる可能性はあります。



【無学年式学習×タブレット学習】
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「無学年学習×タブレット学習」に取り掛かりたくなる3つのメリット


【メリット1】
《先取り学習》無学年式学習は「単元串刺し学習」
無学年学習では自分の学習レベルに応じて進めることができるため、学年を超えての先取り学習が可能となります。
今まで学校で簡単すぎると感じていた部分も、自分で先に進んで学ぶことができます。
学年を超えて学習するだけでなく、今の学年でも先に予習ができるようになるのは学習効果としては非常に大きいです。
逆に苦手科目はわかるところまで遡って学習することもできます。
苦手をつぶしていければ、勉強嫌い・苦手にならない可能性が高まります。
無学年式学習は単元を串刺しにするイメージです。
例えば学年式では、図形(中学1年)を勉強するとき、中1で図形①、中2で図形②、中3で図形③を勉強します。
学校授業は学期ごとに違う単元を学ぶので理解の積み上げが困難になります。
そこで単元ごとに一気に学べば理解をすることができるようになります。
この串刺し方式であれば、苦手教科の場合、どこでつまづいているのかわかりやすくなります。
教材によっては苦手箇所を特定してくれる機能もあります。
つまづいている箇所を重点的に学び直し理解すれば、その後もちゃんと理解できるようになり苦手を解消することができます。
また得意科目なので先取りしたい場合も、単元ごとに進むことができるので効率よく理解できます。
このように先取り、さかのぼり学習によって、確実に苦手の解消、得意を伸ばしていくことができるのが無学年式学習のメリットの1つです。

【メリット2】
《遡り学習》基礎学力を重点的に向上できる
無学年式学習では学年を遡って学習することができます。
勉強において大事なのは「基礎学力」をつけることです。
どうしても学年を戻ってさかのぼり学習をすると、遅れている感じがあると思います。
しかし中学、高校、大学、社会人と長い目で見れば、早い段階でさかのぼって復習を行い、理解を積み重ねていくことで効率よく学力をつけることができます。
特に小学校で学習する算数や国語は、それまでに学習した知識を活かして新しい問題を解いていく「積み重ね」の教科です。
しっかりした土台がなければ崩れてしまいます。
さかのぼり学習は遠回りに見えますが、「急がば回れ」で確実に効率よく学力をつけていくことが可能となります。
このさかのぼり学習ができるのが無学年式学習のメリットとなります。

【メリット3】
《カスタマイズ学習》自分のペースで学ぶことができる
無学年式学習の最大のメリットは、
一人一人にあった学習ペースで勉強できること
です。
小学校や中学校は大人数の真ん中くらいのレベルにあわせて一律に授業をすすめていきます。
そのため、ゆっくり考えたいタイプの子や、じっくり教えてほしいタイプの子は置いてけぼりになっていきがちです。
苦手な科目があっても、置いてけぼりになってしまい、そのうち学習についていけず「勉強が苦手・嫌い」という状態になってしまう可能性が高くなります。
逆に真ん中くらいのレベルの子に学校はあわせているので、「学校の授業は簡単だからもっと勉強したい」という子もいると思います。
そのような子はもっと頑張りたいとせっかく意欲があるのならば、どんどん先取りして学ぶことは大切ですよね。
無学年式のタブレット学習なら、勉強が苦手な子も得意な子も、それぞれに合わせて可能性を伸ばしてあげることができます。

【無学年式学習×タブレット学習】
▶塾に通わず自宅で学習!自分のペースで学習できる!【すらら】
参考 出席扱い制度について
参考までにですが、不登校児童生徒が自宅でICT教育(タブレット学習)等を活用して学習を行った場合出席扱いになることがあります(要件を満たす必要あり)。
結論「無学年学習×タブレット学習は◎」しかし親のサポートが必須
タブレット学習のメリットは、時間・場所に制限されることなくどこでも学習できることです。
また親もタブレット学習になることで、学習状況が把握できます。
無学年式学習とタブレット学習の2つが合わさることで、
自分のペースで好きなときに好きな場所で学ぶことが可能となります。
また無学年学習×タブレット学習は先取り、遡り学習ができるのがメリットですが、強い自制心が必要となります。
しかし、デメリットの部分に関しては親がサポートすれば解決できる部分となります。
親の負担が多少増えてしまいますが、ずっと見ている必要があるわけではないので、少しでも関わっておけばその分お子さんの学力も担保されていくことになります。
お子さんとの関わり合いの1つになりますので、お子さんが嫌がらない範囲で関わっていきましょう。



【無学年式学習×タブレット学習】
▶塾に通わず自宅で学習!自分のペースで学習できる!【すらら】
どんな人が無学年学習×タブレット学習に向く?
✔今の勉強に満足していない
✔学年を戻って苦手科目を克服したい
✔先取り学習で得意科目を伸ばしたい
✔好きな科目をどんどん勉強していきたい
✔不登校であっても自宅で自分のペースで学習をしたい

【無学年式学習×タブレット学習】
▶塾に通わず自宅で学習!自分のペースで学習できる!【すらら】
「無学年学習×タブレット学習」おすすめ教材
ここでおすすめの無学年式学習×タブレット学習を紹介しておきます。
すらら
すらら | |
運営会社 | 株式会社すららネット |
対応学年 | 小1〜高3 |
教科数 | 5教科 |
対応教科 | 国語・数学・英語・理科・社会 |
学習方式 | 無学年式 |
専用機器 | 不要 ※自宅PC,タブレットを利用 |
無学年式学習で最もおすすめ教材はすららです。
無学年の範囲も広く、保護者サポート、学習スケジュールのサポートがしっかりしています。
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>>自宅での学習をサポートする無学年式オンライン教材【すらら】
▼無学年式学習×タブレット学習のおすすめ教材はこちら
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まとめ
自分たちがこどもの頃と大人になった今、時代が大きく変わっています。
これからの子どもたちの時代は、一律な教育だけでなく、苦手分野は最低限習得しつつ、伸ばせる力は伸ばしていくことは大事になっていくと考えています。
先取り学習と遡り学習
無学年学習というのは、こどもの力を伸ばす上で、非常に有効な手段の1つになっていきます。
こどもたちにはどんな時代がきても、「生きことができる力」を養ってほしいと考えています。
【無学年式学習×タブレット学習】
▶塾に通わず自宅で学習!自分のペースで学習できる!【すらら】
少しでも参考になれば幸いです。
ここまで読んでいただきありがとうございました。